(旧) KKYのBLOG

最近でこそメイクするので鏡は必須な生活ですけど、実は物心ついた頃から最近まで鏡で自分を見るという行為をまったくしてきませんでした。
正確に言うと、今になって鏡を見てこなかったことに気がついた、という感じ。
わざと避けているというわけじゃなくて、無意識に鏡に写った自分を避けていたようです。。
もちろんシェーバーで髭を剃るときには鏡の前に立ちますが、髭を見てるだけで顔とか全体は見ないんですよね。無意識なんです。
もう何十年とそれが当たり前で生活してきたので、まったく不思議に思ってませんでした。

鏡で自分をぜんぜん見てないってことに気がついたのはつい最近。
いざメイク練習を始めて、初めて自分の顔と向きあった気がしました。
正直「あ、こんな顔だったんだ・・」みたいな。
もちろん見なきゃいけないから見るだけで、見ることにものすごく抵抗があります。
今でも素の自分の顔を鏡でまじまじと見ると目眩がする感じだったりしますが。

思い返してみても、いつ頃からなんで鏡で自分を見ることを止めてしまったのかまったく記憶がありません。
きっかけがわからないのでちょっと気持ちが悪いです。

子供の頃の記憶だと、たしか中学校の時だったと思いますが学校の懇談会で先生から「身なりに無頓着」と指摘されたことがありました。
服装もさることながら寝ぐせも直さずそのまま登校してくることを注意された記憶があります。
（小学校の頃は親が身なりを整えてくれてましたから）
この頃にはすでに鏡を見てなかったってことです。

今でも、仕事柄（副業ｗ）自分の動きをビデオに撮ってチェックすることがあるんですけど、やっぱりその映像を見るのがすごく嫌で、チェックのための必要最低限の部分にしか目を通さないんですよね。
そういえば写真とかも撮られるのも見るのも好きじゃなかったな。
（エッチなのは除くｗｗ）
その割には、女の子してる時の写真は撮りまくってるんですよね。
同じ自分チェック用なのに。矛盾してますよね。
でも女の子してる時の自分ならブサイクながらも素直に見られるんですよね。不思議と。

あと、オッサンモードの時にたまにイケメンって言われることがあるんですけど、実はこの言葉が大嫌いで・・。
もちろん相手はお世辞も含めて褒めてくれてるんでしょうけど、とにかくカッコイイとかイケメンと言われるのが嫌で嫌で、いつも苦笑いして逃げてました。
ホントにぜんぜん嬉しくないんです。
そう言われたくなくてわざとだらしなくしてオシャレに無頓着にしてきたみたいな気がします。
自分のことイケメンだなんて思ったこともないし、っていうか自分の姿知らないし。ｗｗ
そういや床屋に行ってもいつも短めでおまかせ、正面に鏡あるのに経過も終わった後も髪型チェックしたことないな。（笑）
そんな感じ。

わざと自分を見ないようにするこの行為、子供の頃から自然と身についてしまっていたので今まで何も気にしていませんでしたが、今になって思うと、やっぱり自分の外見に対する違和感の表れだったのかなと思います。
頭の中で思ってる自分の姿と違うものが鏡の中に映ってるってのが嫌いだったのか。

最近になってやっと自分の素の顔を鏡で見られるようになりました。
いや、見たくない気持ちは一緒なんですけど、できるだけ見るように心がけてます。
でも実際は見てると頭がクラクラしてきちゃうんですけどね・・
なんか見ちゃいけないものを見てる気分で。

いろんな人から「自信を持て！」って言われるんですけど、いまいち自信というものを持てない理由がここにあるような気がするんですよね。

自分が自分自身を受け入れられなくてどうする！！って感じです。
素の自分をしっかり受け入れた上で私自身が成り立つわけだし。
がんばらなきゃ。

関連記事

• 発作 (2013/02/22)
• 私と貞操具 (2013/02/12)
• ダメだぁ・・・ (2012/11/06)
• 鏡を見ない (2012/06/26)
• 6月の自分探し (2012/06/25)
• 車の運転で凶暴化する現象を克服する (2012/06/02)
• 悪夢 (2012/05/28)